手を合わせ祖母が呟く もう会えぬ人の幸せ希う呪文
NHK短歌12月1日放送分に投稿した短歌でした。お題は『無』、なかなかプラスの意味の言葉が浮かんで来ず、こちらも難しかった。父方の祖父が亡くなった後、祖母は少し呆けてしまって、祖父の身代わりとして抱いていたのであろう小さな仏像と共に暮らしていた時にずっと呟いてたのが「南無阿弥陀仏」だったのを思い出し、最終的にその言葉をイメージして詠んでみました。読み返すとえらい分かりづらい歌だったなあ…
こういう漢字一字のお題の時って、大体はその漢字が使われる熟語を思い浮かべてそれから連想されるものを詠うことがあるんだけど、あんまりいい方法じゃないのかもしれんな。だからって何がいい方法なのかはまだ分からんけども。
***投稿しなかった歌たち***
意味なんて無い ばらばらに崩れてく世界を照らす朝日などには
この道は無限に続くようでいて同じ所を巡る円環
君の指探しかざした手は空を掴み虚しく秋風に触れ
心地良い君の無言がBGM 君が吐く息食む部屋に居り
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