2013年10月21日月曜日

【うたらばブログパーツ】 投稿したよ! 【テーマ『黒』】

 うたらばブログパーツ(テーマ『黒』)に投稿しました。残念ながら採用はされませんでしたが、今回も400首以上の応募があったとのこと、その中で目に留まるような歌を詠むのは難しいなあと感じました。前回までは特に何も考えずなんとなくテーマに沿って詠んでいて、結果前回の『紙』では一首採用していただけたので、今回はじっくり黒の世界に浸かって考えてみようと粘ったのですが、気張りすぎたのか考えすぎたのか、正直自分でも納得のいく歌が詠めたかと言われるとちょっと自信がなかったり…。

 最終的な応募作をまとめてみます。

1. 「きみがすき」で埋め尽くされ真っ黒になった心は腐って落ちた
2. 墨汁を垂らしたようにじわじわと広がり重い君の言葉は
3. 冬空に黒い緞帳下ろされて星の絵の具で描かれる夜
4. 真っ黒のホルマリン液に君浸し誰にも見えないように保存す
5. 黒は女を美しく見せるのよ 微笑む彼女の花柄ワンピ
6. 宵闇に浮かぶ灯りは帰り道足が早まる君の居る部屋
7. 愛しても愛してもただ黒歴史 酒の肴に炙って齧ろう
8. 暗闇にぼうっとひかるあたたかなきみの内腿だけが正義だ

 「黒」という言葉から連想できたのは夜、髪などの色が関係する場面や景色だったので、そのような歌が多くなりました。5は自分としては気に入ってるんだけど上の句が微妙。全体的に暗すぎてしまったのも敗因かもしれません。さらに、「黒」で思いつくものが安直すぎて、遠回しに表現しようとしてよく分からない歌になってしまったのも残念。やはり語彙力の無さを痛感します。

 主宰の田中ましろさんがうたらばブログパーツの選歌基準について、「なるべく平易な文体で」「自分にしかわからない話に気をつける」「読み手に想像の余地を残す」「適度なレトリック、適度な詩情」「10秒で腑に落ちる短歌」の5つを挙げていらっしゃいますが、まさに自分の歌の課題だと感じます。まだまだ精進せねば、夢は遠いですね。とりあえず、次回も頑張ります。

 最後に、自分的選考外の歌もまとめておきます。

9. 意地悪に離れられなくさせといて 夜はただただ暗くさびしい
10. 歯を黒く塗ってた時代も月を見て愛する人を思い出してた
11. 夜闇に君を見つける内腿の白く輝く肌に手伸ばし
12. 我に向けられるまんまる八十の黒目は夢を含みきらきら
13. 魔女だって石を投げられた彼女をヒトの顔して笑う黒猫
14. ぐしゃぐしゃに塗り潰したのわざとだよ 君の居ない未来なら要らない
15. 「美しい色を混ぜたの」 ひたすらに狂気に満ちた君の黒い目
16. 黒い服ばかり着ているあの子の目 「わたしに気付け」と言わんばかりに


※10.25 書き洩らしていた投稿歌を追加しました。

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